エチオピアの内戦
エチオピアで北部のティグレ州を拠点とする武装勢力が政府軍と戦闘を開始したことから始まった内戦、首都アジスアベバからわずか300km離れた都市まで反政府軍が占領した時点でいつ首都になだれ込んできてもおかしくないということで11月にはほぼ全部の外国人に避難勧告がでました。
我々も滞在予定半分のところで11月中旬に日本に戻ってきました。
これは2年前の北部の空港メケレから車で2時間弱の町。
工場のある町のメインストリート、
車で5分も行けばこんな平和な町でした。
こんな町にあった大きな靴工場。
コロナ禍前までは指導に行ってました。
この国の人は集中力は結構あります。
とても優秀な商品開発のリーダー、
彼はいろいろ無理をきいてくれて作ってくれました。
でも この工場、、 あんなに大きくて従業員もたくさん居たのに反政府軍の攻撃を受けて破壊されてしまったそうです。
みんなどうしているのだろう、、 ついこないだまで一緒に働いていた人たちが働くとこも住むところもなくなっているのかもしれない。 心配で切ないです。
今までニュースでみてた戦争、侵略、紛争、やはりどこか遠いところの話と思っていたのだなっとつくづく実感しました。
前回の渡航でも毎日一緒に働いている現地スタッフ、ドライバー、日本人スタッフ、すぐ周りの人たちが次々にコロナに感染していって初めてコロナの怖さを肌で感じました。
どんなこともいつ自分に起きてもおかしくないんです。
この何もない広い空港がこの町を見た最後
でした。 今 どうなっているのか、、 早く戻れる日が来ること願います。