6日間の施設隔離
まさに大きな雲に覆われたこの写真のような気分でした
6日間 誰にも会うことはありません。 狭い部屋で一歩も廊下に出てもいけないんです。
空港から犯罪者のように囲まれながら連れてこられ、すぐ1人づつ別にされて部屋に入るのを見届けられてそこからはずっと一人です。
この隔離で病んでしまう人もいると聞いたこともあったのですが、 その為か
’心の悩み相談窓口’ ’メンタルヘルス’ ’よりそいホットライン’ 等々のQRコード案内がテーブルの一番上に置いてありました。 ちょっと 怖い、、
唯一の慰めは景色かな、 片田舎の調布は邪魔するものも少なく 新宿の高層ビルもすぐそこのように見えます。
綺麗な夜景や
走って逃げていくような雲、 そんな景色を見ながらふと あれっ あんまりしんどくないなって感じました。
なぜだろうと考えた時気づいたのが ここはホテルでないのでスタッフの人はみんな素人です、警察大学の職員や学生なのかも、、
だからホテルのようなプロの慣れた対応はないけど温かいんです、
アナウンスはめっちゃ下手くそで、 英語アナウンスの時毎回読めない単語があるのに 最終日まで読めなかったり、 水や日用品をお願いするコールセンターの人も3人でずっと同じ人たち。
何号室の何々ですが、というと あー 何々さん こんにちは。どうしました?(あれっ 知り合いだっけ?) っていうその温かい口調がほんとにホッとするんです。
着いた当初は警察大学なんで素っ気ない冷たい感じの建物にきちっとした職員たちに余計に囚人のような気分になりましたが 結局ここで良かったなー っと思いました。
最後に
こんな綺麗な月夜の景色までプレゼント。
警察大学の皆さん 本当にお世話になりました。 そしてありがとうございました。