試作

‘2018年12月06日’ / made in journey

物作りには大きく分けて2種類あると思います。

歴史ある職人技に代表されるような昔からある貴重な技術を守り継承していく物作り、もう一つは新しいものを作っていく物作り。

ファッションはどちらかと言えば後者が多いです、技術的には昔からある物でも新しいアプローチや新しい見え方を表現するのです。

ビッグハグも常に新しい試みをしています、、半分以上は失敗しますが、、

失敗は明らかに物として良くない、製品として提供できるレベルでない事もありますが 殆どの理由はそうではなく生産出来ないという理由です。

生地でも縫製でも染めでも難しすぎるあまり職人に嫌われて作ってもらえないというのがうちの場合ほとんどの原因です。

今回も新しい生地を試作しました、、とても良い風合いが出て非常に気に入っていますが これまたいつもの問題がでて、、

この生地は手織りなんですが普段ビッグハグで頼んでる手織り生地を1日に8m織れる職人がこの生地は2mしか織れないと言うのです。   工賃をその分増やしたらどうだろう? という提案にも首を横に振られました。

1反70m、休みなく織っても1か月以上かかります。

現在 談判中、、

 

こんな交渉をしているとき我々の間に自分が買ってきたミカンがあり、 ふと思いました。

 大きさも色も形も全然違うミカンたち、、

そういえば 日本でこんなに色形が違うミカンって一緒には売られないな、、しかも一個一個味も全然違うんです。

栄養や日光の上手く届いたもの 届かなかったものなのかもしれませんが、これがタイ人の感覚です。  自分もこれで良いと思います。

でも この感覚の人たちに凝った難しい生地を頼むのは やはり簡単ではないな、、っと。

普段作っているさほど気を遣わないで おしゃべりしながら織れる様な生地が本当は織りたいのかもしれません、、

 

 

 

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